土地活用営業の面接では何を準備する?未経験者・経験者向けに現役営業が解説

土地活用営業の面接で経験や志望理由を説明する応募者のイメージ 転職・キャリア

土地活用営業への応募を考えたとき、「面接では何を聞かれるのだろう」「不動産の知識がなくても大丈夫なのだろうか」と不安に感じる方もいると思います。

私自身、現在の会社へ入社する際には、不動産や相続に関する知識、これまでの営業経験、前職の退職理由などを確認されました。

一方で、入社前から専門知識が豊富だったわけではありません。実際に働いている周囲を見ても、未経験からこの仕事を始めた人は少なくありません。

土地活用営業の面接では、模範回答を覚えることよりも、自分がこれまで何をしてきたのか、なぜこの仕事を選ぶのかを自分の言葉で説明できるようにしておくことが大切です。

また、面接は会社から自分を見られるだけの場ではありません。

数字や成果給、営業方法、職場の雰囲気などを確認し、「自分がこの会社で働きたいと思えるか」を判断する機会でもあります。

この記事では、私が実際に面接で確認されたことや入社を決めた経験も踏まえながら、土地活用営業の面接前に準備しておきたいことを解説します。

土地活用営業の面接前に何を準備すればよいか

土地活用営業の面接を受ける前に、まず整理しておきたいのは次のような内容です。

  • なぜ営業職を選ぶのか
  • なぜ土地活用営業なのか
  • なぜその会社へ応募したのか
  • これまでどのような仕事をしてきたのか
  • なぜ前職を辞める、または辞めたのか

特別な答えを用意するというよりも、それぞれを自分の経歴と結び付けて説明できるようにしておくことが重要だと思います。

たとえば、「人と話すことが好きだから営業をやりたい」だけでは、なぜ土地活用営業なのかまでは伝わりません。

営業を選ぶ理由、不動産や建築に関わる理由、その中でも土地活用営業を選ぶ理由、その会社を選ぶ理由まで順番に整理すると、志望動機も組み立てやすくなります。

志望動機については、別の記事で詳しく解説しています。

私が土地活用営業の面接で実際に確認されたこと

面接の内容は会社によって異なります。

ここでは、私自身が現在の会社へ応募したときに実際に確認された内容を紹介します。

不動産や相続についての知識

面接では、不動産や相続についてどの程度知識があるかを確認されました。

土地活用営業では、土地や建物だけでなく、税金や相続など幅広い分野に触れます。

そのため、こうした知識の有無を確認すること自体は不自然ではありません。

ただ、入社前からすべてを理解している必要があるとは感じていません。

私の周囲でも未経験から土地活用営業を始めた人は多く、仕事をしながら知識を身につけている人がいます。

知識がない場合は取り繕うよりも、現時点で分からないことを認識したうえで、入社後に学んでいく姿勢を持つことが大切だと思います。

これまでの営業経験

これまで営業を経験しているかについても聞かれました。

経験者であれば、「営業をしていました」だけではなく、

  • どのような顧客を担当していたか
  • 新規営業か既存営業か
  • どのような商品やサービスを扱っていたか
  • どのような工夫をしていたか

などを整理しておくと、自分の経験を説明しやすくなります。

ただし、営業経験がなければ土地活用営業を目指せないわけではありません。

少なくとも私の周囲では、未経験から始めた人も多くいます。

経験の有無そのものより、これまでの仕事で身につけたものを土地活用営業でどう活かせそうか、自分なりに考えておく方が重要です。

前職の退職理由

退職理由については、きちんと確認されました。

転職活動では話しにくい事情がある場合もありますが、過去の会社を悪く言うことに終始するより、

「なぜ前職を離れ、これから何をしたいのか」

まで説明できるようにしておいた方が、自分自身の転職理由も整理できます。

無理に前向きな理由へ言い換える必要はありません。

ただ、自分の経歴と志望理由につながりがある状態にはしておきたいところです。

未経験者は専門知識がなくても応募できるのか

土地活用営業という仕事を調べると、不動産、建築、税務、相続など、多くの知識が必要なことが分かります。

そのため、未経験から応募する場合は不安に感じやすいと思います。

私自身の経験からいえば、入社前にすべてを理解している必要はありません。

実際に働いている周囲にも、未経験から始めた人は多くいます。

ただし、「未経験だから知らなくて当然」という状態のままでよいわけではありません。

土地活用営業では、お客様からさまざまな相談を受けます。

自分だけで判断できないことは専門部署や上司へ確認することもありますが、営業本人にも少しずつ知識が蓄積されていきます。

入社前の知識量よりも、分からないことをそのままにせず、継続して学んでいけるかは重要だと思います。

営業経験者は何を準備すればよいか

営業経験がある場合は、自分の経験を土地活用営業とどうつなげるかを整理しておきたいところです。

たとえば、

  • 新規顧客をどのように開拓していたか
  • 顧客との関係をどう築いていたか
  • 数字や目標とどのように向き合っていたか
  • 成果が出ないときに何を見直していたか

といった経験です。

土地活用営業は、短時間で商品を売って終わる仕事ではありません。

土地オーナーと何度も話を重ねながら、長期的に関係を築いていく場面があります。

そのため、これまで扱ってきた商品が土地活用と直接関係していなくても、営業活動の中で経験してきたことを振り返れば、活かせる部分は見つかると思います。

反対に、営業経験があるからといって、これまでと同じ方法がそのまま通用するとも限りません。

経験を伝えることと、新しい仕事を学ぶ姿勢の両方が必要です。

面接では数字・ノルマ・成果給も確認しておきたい

私が応募した際には、数字やノルマについての説明がありました。

成果給についても、どのような料率になっているのか説明を受けています。

土地活用営業を検討するうえで、こうした部分は入社前に確認しておいた方がよいと感じます。

給与について確認することを遠慮する必要はありません。

むしろ、

  • 固定給はいくらか
  • 成果給はどのような条件で発生するのか
  • いつ支給されるのか
  • どのような数字を求められるのか
  • 評価はどのように決まるのか

などは、働き方や生活にも関わる重要な条件です。

成果給の仕組みは会社によって異なります。

求人票に「高収入可能」と書かれていても、それだけでは実際の給与体系は分かりません。

年収だけを見るのではなく、固定給と成果給がどのように組み合わされているのかまで確認しておくと、入社後のイメージを持ちやすくなります。

面接は会社を選ぶための場でもある

転職活動をしていると、どうしても「面接に受かること」を考えがちです。

ただ、実際に入社すれば、その会社で毎日働くことになります。

だからこそ、応募者側も会社を見る必要があります。

土地活用営業であれば、

  • どのような営業方法なのか
  • 新規開拓はどの程度あるのか
  • どのような目標があるのか
  • 成果給はどうなっているのか
  • 入社後の教育体制はどうなっているのか
  • どのような人が働いているのか

といった部分は確認しておきたいところです。

同じ「土地活用営業」という求人でも、会社によって営業方法や職場環境まで同じとは限りません。

自分がその会社で働く姿を想像できるかどうかも、会社を選ぶ材料になると思います。

私が入社を決めたのは実際に働く人と接したことが大きかった

私が現在の会社へ応募したときには、実際の仕事や職場を1日体験する機会がありました。

もちろん、これは私が応募した会社で用意されていたものであり、すべての会社に同じ制度があるわけではありません。

当時の私は、現在の会社だけを受けていたわけではありませんでした。

大手ハウスメーカーの展示場に常駐する営業職からも採用をもらっており、どちらへ入社するか選べる状況でした。

最終的に現在の会社を選んだ理由として大きかったのが、実際に職場で働いている人たちと接することができたことです。

1日という短い時間ではありましたが、一緒に働く人たちと関わり、「この人たちと働きたい」と感じました。

給与や会社規模、仕事内容など、仕事を選ぶ基準はいくつもあります。

それでも、毎日一緒に働く人や職場の空気は、求人票だけでは分かりません。

私にとっては、実際にそこで働く人と接した経験が入社を決める大きな材料になりました。

可能なら求人票だけで会社を決めない

すべての会社で職場体験ができるわけではありません。

それでも、会社見学や社員との面談など、実際の職場を知る機会が用意されているのであれば、参加してみる価値はあると思います。

土地活用営業を募集している会社は一社ではありません。

同じ職種で複数の会社を検討しているのであれば、条件だけではなく、営業方法や職場の雰囲気まで比較すると見え方が変わることがあります。

私自身も、別の会社から採用をもらっていたからこそ、比較したうえで現在の会社を選ぶことができました。

転職では「どこに受かるか」だけでなく、「どこで働きたいか」を考えることも大切です。

土地活用営業の面接前に確認したいこと

面接前には、次の内容を一度整理しておくとよいと思います。

  • なぜ土地活用営業を志望するのか
  • なぜその会社へ応募するのか
  • これまでの仕事内容を説明できるか
  • 退職理由を説明できるか
  • 営業経験がある場合、その経験をどう活かせるか
  • 未経験の場合、これから何を学ぶ必要があるか
  • 応募先の営業方法を理解しているか
  • 数字や目標について確認したか
  • 固定給や成果給の仕組みを確認したか
  • 実際にその会社で働くイメージを持てるか

すべてに完璧な答えを用意する必要はありません。

むしろ、自分でも分からないことがあれば、面接を通じて確認すればよいと思います。

まとめ

土地活用営業の面接では、不動産や相続についての知識、営業経験、退職理由などを確認されることがあります。

私自身も実際にこうした内容を聞かれました。

ただ、面接に備えるうえで重要なのは、想定質問への模範回答を暗記することではありません。

これまで何をしてきたのか、なぜ土地活用営業を選ぶのか、なぜその会社で働きたいのかを自分の言葉で説明できるようにしておくことです。

そして、会社から評価されることだけに意識を向けず、自分自身も会社を見てください。

私の場合は、実際に職場を体験し、そこで働く人たちと接したことが入社を決める大きな理由になりました。

仕事内容や給与だけでなく、「ここで働きたいと思えるか」まで考えたうえで会社を選ぶことが、入社後の働き方を考えるうえでも大切だと思います。

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